釣るつるなおきさんだよ

あいなめつれた

ロックフィッシュのタックルを揃える初心者に向けて その4(買って良かったベイトリール編)

 

まず私が今まで買ってきたリールを買った順番に紹介します

  1. バスワン XT
  2. バス X
  3. SLX DC XG
  4. アンタレスDCMD
  5. 21アンタレス XG
  6. SLX BFS
  7. カルカッタコンクエストDC 101HG
  8. 19アンタレス

こんな感じでこの8台を買って使い込んできました。

そしてこの中でも特にロックフィッシュで使いやすかったのが、

[目次]

 

のこの3台です。1つずつ紹介していくのですが、最初に言いたいのが

ベイトリールは値段が高いほうが満足度が高い!ということです。

別にこれはスピニングリールにも言えることなのですが、特にベイトリールの方が値段ごとの性能や使用感がしっかりクラス分けされてると思います。ですが性能の差があれどスプールの設定が似通っていれば同等とは言えないけど、それと同じ様な使い方ができるので当機種の購入を検討されている方、下位機種の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

 

①19アンタレス

 

このリール実はカルコン不調の時に予備で買ったのですが、あまりに良くて、

私が一番愛用してて、一番使ってる時間が長いリールです。

このリールは本当に最高で、使った人にしか分からない良さがあり、説明が長くなってしまうので、箇条書きでざっくり良い所と、悪い所を紹介します。

 

【良い所】

  • ブレーキ設定がドンピシャの時のキャストフィーリングが異次元
  • 巻き心地が丸型リール並にいい
  • ボディが小さくて握りやすい
  • 重厚感がすごい、まさに鉄の塊
  • 鏡面加工が21アンタレスなどに比べて澄んでる
  • 意外とバーサタイル

 

【悪い所】

  • 遠心ブレーキがベイトリール初心者からするとピーキーに感じる
  • 淡水専用で、海水使用後は洗浄、メンテナンスが必要
  • スプールがナローなので糸の目減りが酷い
  • スプールが小さいから飛距離の出るルアーだとスプールが回りすぎて気持ち良くない
  • 全部のロッドに合わせたくなってしまう

とまあざっくりこんな感じなのですが、是非とも一度は使ってほしいそんなリールです。ロッドにつけて、糸を通して、キャストしてはじめてこのリールの顔が見れるので、釣具屋に行って空回しするだけじゃダメですよ!

※同じ様な使い方ができる下位機種に20メタニウムがあります。20メタニウムは海水対応なのでそちらの方が確実に使い勝手はいいと思います。

どうしてもアンタレスを使いたい変態のみ海水で使用するといい……

 

カルカッタコンクエストDC101HG

 

これはサクラマスをやるために21アンタレスの代わりに買ったもので、私が2番目に好きなリールです。

【良い所】

  • 巻き心地がいい
  • ブレーキを最小限にするとカッ飛ぶ
  • W(ウィンドモード)にすると向かい風でも安定して投げれる
  • オーバーホールがしやすくてメンテナンス性がいい
  • 100番スプールかつDCなので遠投から近距離までこなせる
  • 巻きに安定感があるので不意の大物でもゴリ巻きで楽に寄せてこられる
  • DCが優秀なのでPEラインが使いやすい&プラグ系のルアーが投げやすい
  • 巻きの釣りがやりやすい

 

【悪い所】

  • 自重が230gもあるので少し疲れる
  • サムレストが鋭角で爪が削れる
  • ブレーキが強く(初心者は使いやすい)、ブレーキシステムがIDC5なので調整幅が狭い
  • 手が小さい人からするとボディが大きく感じるかも
  • SLX DC XTが出たらそっちのほうが使いやすいかも(しかも値段が安い)

このリールを使うまでは丸型は使いずらいイメージだったのですが、使った瞬間考えを改めました。本当に使いやすく、所有欲も満たしてくれるそんなリールです。

軽いルアーの飛距離も19アンタレスと同等クラスでかつ、DCがついてるので快適です。

 

※同じ様な使い方ができる下位機種にこれから(2022.10.17時点)発売されるリールに

SLX DC XTがあるので丸形に魅力を感じない人はそちらを検討したほうが良い。

 

 

③21アンタレスDC XG

 

 

こちらはアンタレスDCMDが使いずらいと感じ始めて購入を決意したのですが、リールに困ったらとりあえず21アンタレス乗せとけばいいか、ってなるくらい安心感のあるリールです。

 

【良い所】

  • ルアーの使える幅が広く、10~50gくらいは余裕(それ以上は使ったことがない)
  • PEラインが使いやすい
  • 飛ぶ!かつ、ある程度トラブルレス
  • Xモードが優秀で、ショアジギングもこなせるほど安定して飛距離が出る
  • ブレーキ設定がしっかりしていれば多少無茶をしてもバックラッシュし辛い

 

【悪い所】

  • 巻き心地がいい部類だけどそこまで良くない(私が使ってるギア比がXGなのと、上の二つと比べてるのも原因)
  • 好みが分かれるが全面鏡面じゃないところが私的には残念
  • ハンドルのリテーナーが安っぽい(19アンタレスと同じにしてほしかった)
  • ボディがでかい割に意外と軽いために中身が詰まっていない感じがして安っぽい
  • スプールがナローなので糸の目減りが気になる
  • ブレーキが強いと感じるときもあればXモードだと急にブレーキを緩めてくる時があるので初心者は難しいと感じるかも(慣れの問題)
  • 購入時の付属のメカニカルブレーキが回し辛い(別売りの回しやすいメカニカルブレーキが発売している)

こんな感じで若干悪いところが多めなのですが、それはこれの後に買った①と②が良すぎたせいもあります。

ですが、初心者には間違いなく最初の一台にお勧めできるリールで、私が妻に21アンタレスを貸して使わせているうちにはまってしまい、自分で購入するほど使いやすかったみたいです。そして色んな釣りで高い水準で何でもこなしてくれる、バーサタイルで素晴らしいリールなのでお勧めです。

 

 

ここまで過去4つ記事にてロッドやリールについて書いてきましたが、次の5ではアイナメのいる場所について書きます。