アイナメ釣りで使用頻度がかなり多いワームとカラー(ロックフィッシュ初心者にお勧め!)
明けましておめでとう御座います。
めちゃくちゃ久しぶりの投稿ですね!ご無沙汰していますなおきさんです!
今回記事は僕がアイナメを専門に2年間ロックフィッシュをやってきて、本当に釣れるなと思ったワームを使用してるタイミングと一緒に釣れる順で3種類ほど紹介させて頂きます。
アイナメもハイシーズンを迎えた今、ロックフィッシュを始めるとい方も多いかと思うので、少しでも参考になれば幸いに存じます。
- 1.ECOGEAR リングマックス3インチ:艶色グリーンゴールド
- 2.Nories PADTUE(パドチュー):チアユメロン
- 3.JACKALL リズムウェーブ 2.8インチ:キンクロシャッド
- 最後に
1.ECOGEAR リングマックス3インチ:艶色グリーンゴールド
これがホントに釣れすぎる!!
これは私の経験なのですが、アイナメからの反応のいい色が、緑、黒、金の三色で、その中の緑色と金のラメが入ってたら、そりゃあ釣れないわけがない!って感じで、私の釣果のおよそ半分はこのワームといっても過言ではないです!
まあ色もいいのですが何と言ってもこの絶妙に色んなベイト見える、たとえばただ巻きしたらフラッシング効果も相まって小魚を演出できたり、ボトムでずる引きしたら小型の甲殻類も演出できる、そもそもイソメっぽい、こんなに汎用性の高いワームは他にないんじゃないのか?と思うほどいろんな状況で魚を出してくれます。(本当におすすめ)
あとこのワームのいいところがガヤ(蝦夷メバル)やソイなどのアイナメ狙いでの外道が釣れにくい(主観)ところが本当に素晴らしい!
ほかのワームだとボトムにいるアイナメより先にほかの魚が釣れてアイナメが釣れなくなってしまう状況が何回かあったのですが、このワームに関してはそれが少ない気がします。
たとえばガヤはテールだけ食べてフッキングしなかったり、ソイはそもそも反応が少なかったり、とにかくアイナメを狙って釣りやすいです。
*使用するタイミング
このワームに関してはオールマイティーに色んな場面での先発ワームとして使うことが多いです。
おすすめの使い方はまずボトムをただ巻きでゆっくり探って、それで好反応だったらリズムウェーブ(後に紹介)に変えたり、バイトが浅かったらリフト&フォールで食わせの間を作ってあげたり、それでもダメだったらパドチュー(後に紹介)に変えるなど、このワームを中心に釣りを展開していくとかなり釣果が安定します。
まあ、たいていの魚はこのワームで事足りるのですがね。
*そして、使うのをお勧めしない状況が水深15m以上のディープエリアです。というのもこのワームは一投ごとにかかる時間が結構長いです。なので魚の居場所が絞れていないフィールドだと広範囲を探り切れず釣果がいまいちになってしまう場合があるので注意が必要です。
2.Nories PADTUE(パドチュー):チアユメロン
続いてはみんな大好きパドチュー!このワームもよく釣れますよね~
ただ残念なのがネット以外だと一年中売ってる釣具屋が少ない(自分調べ)のがホントに残念。もっと生産量ふやしてくれ~w
ほんとはチアユメロンってカラーが好きなんですがAmazonには残念ながら在庫がないようなのですみません。(令和4年11月11日現在)
そしてこのワームは食わせる性能がすこぶる高い!魚の場所さえ把握していたら一投一匹、毎投釣れてしまうそんなワームです。
まず強みなのですがこのワームはボディが中空になっていて、フォールがめちゃくちゃゆっくりなので、さながら本物のエビのような動きが演出できます。
そして、中空構造のボディによりバイトがあった時、ボディが潰れてフックが露出する面がかなり大きく、簡単に針にかけることができます。
と、このように色々特殊なワームなのですが、そのおかげかこのワームでしか釣れない魚が結構います。なのでわたしは絶対1パックはタックルボックスに忍ばせています。
もし見かけることがあったら是非購入してみてください……とは言いません!何故なら私が買えなくなってしまうから!w
*使用するタイミング
一番使う場面が多いのは漁港などの小場所を攻めるときなどのある程度魚の居場所がつかめているときに使うことが多いです。というか漁港ではこのワームが一番釣れると思う。主なアクションは竿先でちょんちょん動かすボトムバンピングが多いです。他にもずるびきなどのゆっくり魚に見せるアクションが有効です。
3.JACKALL リズムウェーブ 2.8インチ:キンクロシャッド
初心者はこれだけ使ってろ!って位釣れるJACKALLのリズムウェーブ!このワームも本当によく釣れる。
このワームのいい所は、色んな速度で操作してもしっかり動いてくれるところです。
特に、デッドスローで巻いてる時の生命感はこのワームにしか出せない動きだと思います。
おそらくテールの部分が大きく、なおかつ接合部がかなり細いためにこんな動きができるのだと思うのですが、私はこのワームのお陰で巻きの釣りの楽しさを知れました。(初心者にもおすすめ、因みに妻が一番釣果を出してるワームです)
私がよく使ってるカラーはキンクロで、いろいろ試したのですが、今のところキンクロとチャートバックシャッドがいい釣果を出してます。見かけたらぜひ試してみてください。
しつこいですがデッドスローでボトムを巻いてみてください、世界が変わります。
*使用するタイミング
特によく使ってる場面が、広範囲を探りたい時と、動くワームにしか反応してこない時で、小魚がベイトの時はこいつが一強です。あと、シャローエリアを軽めのシンカーでフワフワ誘うときにもこのワームはテールがよく動いてくれるのでお勧めです。
アクションは、しつこいがボトムをデッドスローで巻いてくるのがおすすめ!これをしてるだけでガヤ、ソイ、アイナメ、ホッケ、中層では鯖まで色んな魚が釣れるのでお試しあれ。
ただ、ロックフィッシャーたちの天敵、フグがいる時は絶対に使うな!このワームに限った事ではないんですけど、テールが気がついたらなくなってます。結構もろい。
最後に
お読みいただきありがとうございました。
以上の紹介させていただいた3つが私が本当によく使ってるワームでした。
まあ教えるほどもないほど有名なワームばかりですが、やはり有名なワームはそれなりに理由があって有名になっていると思うので、他の人と似たような記事になってしまうのは仕方がないのかなと。
この他にもまだいろんなワームを使っているのですが、あまり紹介しすぎると今度は、引き出しが多すぎて使いこなせなくなってしまうので、また今度紹介します。
今回の記事でよく釣れるカラーは緑、黒、金と紹介したのですが、釣れるカラーはリアルタイムで次々変わっていくものなので基本は何種類か用意しておきましょう!
そしてこの教えたワームでも釣れなかったら、正直、そこには魚が少ないか、操作する腕が悪いです。なので、釣れないならそのポイントを見切ったり、ワーム一つ一つの特徴をしっかり理解し、釣り場の状況と魚のコンディションを見ながら、最大限使いこなすことが重要です。
2023年皆さんに良い釣果がありますように。
自分の釣りという趣味を正当化することができない
私は人に趣味を聞かれたら、「釣りはするけど魚はリリースしてるよ」と伝えます。
そう言うと「え……食べないの?じゃあ何のために釣りしてるの?」こう言われることがほとんどです。これには釣りをしていない人の釣りに対する、
魚を釣る行為=魚を食べるため
という考え方の人が大半を占めいているからだと思います。
そして会話は続き、
私「最近、釣り人が増えて魚の個体数が減ってるのと、魚のことが可愛く思えて食べれないから逃がしてるんだ」
相手「じゃあ魚を大事に思うならそもそも釣りするなよ」
私「そうなんだけどねー楽しくてやめられないんだよねー」
と大抵ここまでがセットです。皆さんも経験があるのではないでしょうか。
釣り人ではなく、釣りをしていなくて魚という生き物が好きな人からの"釣りという趣味"をイメージしてほしいのですが、
釣りは魚に針を刺し、いたずらに傷つけ、時には死なせ、そのゲーム性を楽しみ、生き物の命を大切にしていないアンモラル的な趣味だと私は思っています。
私はこれを否定しませんし、できません。理解した上で魚を釣るという行為を楽しんでます。
それと同時に私は釣り人にも生き物を大切にし、生態系や魚の住む環境を壊さない努力が必要だと思っています(当たり前ですが)。
当たり前だと思っているなら今更こんな記事書くなよと思うかもしれませんが、最近釣りをしていると、あまりにもこの事を意識していない人が多いと感じたので書いてます。
具体的な例を挙げると
- SNSの写真を撮るために魚を長時間水のない地面に置き、弱らせる
- 蘇生をせずに瀕死の魚を海に捨て、殺す
- 魚を配るため、冷凍していっぱいストックしたいが為に大量に釣る
- 外道が釣れたからと道端に放置して殺す
- 食べきれると思ってクーラーボックスにストックしていたけどやっぱり食べきれないからと死んだ魚を海に捨てる
- ランディングのことを考えず、無茶な場所で魚を掛け、針がついたままばらす
- 根掛かりした時にラインを手元で切り、鳥や魚を絡ませて死なせる
- 鮭のひっかけ釣りをし、メスの腹を開き、いくら以外は美味しくないからと言って海に死体を捨てる
と理由は大体こんなものです。もちろん、これらすべての事が故意にやっている訳ではないと思いますし、仕方がない時もあると思います。私自身も魚を掛けて、焦って魚体に気を遣うのを怠ってしまう事があるので、みんながみんなこうだよ、とは言えません。しかし、近年釣り人が増えたという事も相まって釣り人全体の再認識が必要だなと感じました。
あと最近、おしゃれな服を着て、釣れた魚のおしゃれな写真を撮り、SNSにアップしたりする人が増えています。
もちろんおしゃれにする事に越したことはないのですが、そもそも釣りは魚の血が流れ、生き物で遊ぶ残虐行為で、おしゃれからは程遠いもの(であるべき)。自然や生き物との命のやり取りをして成立する趣味だと忘れないようにしたいです。
私のアップしてる写真は、全部アングルも微妙だし魚体がカッコよく映ってないものがほとんどで、大抵は釣行中録画しっぱなしの動画の中から切り抜いたものばかりです。
リリース前提なので釣ったら1分もしないうちに蘇生に入ってるため、アングルなどにこだわっている暇がなく、いつも写真はめちゃくちゃです。
ですが私のしょうもない投稿でもいろいろな人に見てもらえてるし、いいね!も十分すぎるほどもらえています。釣りもSNSも所詮、自己満足ですし、承認欲求を満たすためのものでしかないと思います。じゃあそんな欲求を満たすためだけに長い時間陸にあげて魚を殺すことに何の正当性があるのか、私は正当性は無いと思います。
なので釣り人は、釣りという残虐的趣味を少しでも正当化できるように、魚の生態系や自然環境に気を使いながら、慈しみ、共存していく努力をしていかなければならないとおもいます。
まずその第一歩として一人で食べきれない量は釣らない、リリースする魚を陸に置くのは最小限の時間にする、蘇生してから海に返す、蘇生に失敗したら調理しておいしく食べる、この当たり前のことしっかり守り、他の釣り人にも共有していきましょう。
それと、嚙みつく力の強い魚や歯の鋭い魚はフィッシュグリップを使うと蘇生の動作がとスムーズにできるので、出来れば購入しておきましょう。
一応私の使ってるフィッシュグリップを紹介します
コンパクトでかさばらないし、さびにも強くてお勧めです。
グリップ部分が長いほうが好きな方もいると思うので、そのあたりは自分で探してみるといいと思います。
ロックフィッシュのタックルを揃える初心者に向けて その4(買って良かったベイトリール編)
まず私が今まで買ってきたリールを買った順番に紹介します
こんな感じでこの8台を買って使い込んできました。
そしてこの中でも特にロックフィッシュで使いやすかったのが、
[目次]
のこの3台です。1つずつ紹介していくのですが、最初に言いたいのが
ベイトリールは値段が高いほうが満足度が高い!ということです。
別にこれはスピニングリールにも言えることなのですが、特にベイトリールの方が値段ごとの性能や使用感がしっかりクラス分けされてると思います。ですが性能の差があれどスプールの設定が似通っていれば同等とは言えないけど、それと同じ様な使い方ができるので当機種の購入を検討されている方、下位機種の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
①19アンタレス
このリール実はカルコン不調の時に予備で買ったのですが、あまりに良くて、
私が一番愛用してて、一番使ってる時間が長いリールです。
このリールは本当に最高で、使った人にしか分からない良さがあり、説明が長くなってしまうので、箇条書きでざっくり良い所と、悪い所を紹介します。
【良い所】
- ブレーキ設定がドンピシャの時のキャストフィーリングが異次元
- 巻き心地が丸型リール並にいい
- ボディが小さくて握りやすい
- 重厚感がすごい、まさに鉄の塊
- 鏡面加工が21アンタレスなどに比べて澄んでる
- 意外とバーサタイル
【悪い所】
- 遠心ブレーキがベイトリール初心者からするとピーキーに感じる
- 淡水専用で、海水使用後は洗浄、メンテナンスが必要
- スプールがナローなので糸の目減りが酷い
- スプールが小さいから飛距離の出るルアーだとスプールが回りすぎて気持ち良くない
- 全部のロッドに合わせたくなってしまう
とまあざっくりこんな感じなのですが、是非とも一度は使ってほしいそんなリールです。ロッドにつけて、糸を通して、キャストしてはじめてこのリールの顔が見れるので、釣具屋に行って空回しするだけじゃダメですよ!
※同じ様な使い方ができる下位機種に20メタニウムがあります。20メタニウムは海水対応なのでそちらの方が確実に使い勝手はいいと思います。
どうしてもアンタレスを使いたい変態のみ海水で使用するといい……
②カルカッタコンクエストDC101HG
これはサクラマスをやるために21アンタレスの代わりに買ったもので、私が2番目に好きなリールです。
【良い所】
- 巻き心地がいい
- ブレーキを最小限にするとカッ飛ぶ
- W(ウィンドモード)にすると向かい風でも安定して投げれる
- オーバーホールがしやすくてメンテナンス性がいい
- 100番スプールかつDCなので遠投から近距離までこなせる
- 巻きに安定感があるので不意の大物でもゴリ巻きで楽に寄せてこられる
- DCが優秀なのでPEラインが使いやすい&プラグ系のルアーが投げやすい
- 巻きの釣りがやりやすい
【悪い所】
- 自重が230gもあるので少し疲れる
- サムレストが鋭角で爪が削れる
- ブレーキが強く(初心者は使いやすい)、ブレーキシステムがIDC5なので調整幅が狭い
- 手が小さい人からするとボディが大きく感じるかも
- SLX DC XTが出たらそっちのほうが使いやすいかも(しかも値段が安い)
このリールを使うまでは丸型は使いずらいイメージだったのですが、使った瞬間考えを改めました。本当に使いやすく、所有欲も満たしてくれるそんなリールです。
軽いルアーの飛距離も19アンタレスと同等クラスでかつ、DCがついてるので快適です。
※同じ様な使い方ができる下位機種にこれから(2022.10.17時点)発売されるリールに
SLX DC XTがあるので丸形に魅力を感じない人はそちらを検討したほうが良い。
③21アンタレスDC XG
こちらはアンタレスDCMDが使いずらいと感じ始めて購入を決意したのですが、リールに困ったらとりあえず21アンタレス乗せとけばいいか、ってなるくらい安心感のあるリールです。
【良い所】
- ルアーの使える幅が広く、10~50gくらいは余裕(それ以上は使ったことがない)
- PEラインが使いやすい
- 飛ぶ!かつ、ある程度トラブルレス
- Xモードが優秀で、ショアジギングもこなせるほど安定して飛距離が出る
- ブレーキ設定がしっかりしていれば多少無茶をしてもバックラッシュし辛い
【悪い所】
- 巻き心地がいい部類だけどそこまで良くない(私が使ってるギア比がXGなのと、上の二つと比べてるのも原因)
- 好みが分かれるが全面鏡面じゃないところが私的には残念
- ハンドルのリテーナーが安っぽい(19アンタレスと同じにしてほしかった)
- ボディがでかい割に意外と軽いために中身が詰まっていない感じがして安っぽい
- スプールがナローなので糸の目減りが気になる
- ブレーキが強いと感じるときもあればXモードだと急にブレーキを緩めてくる時があるので初心者は難しいと感じるかも(慣れの問題)
- 購入時の付属のメカニカルブレーキが回し辛い(別売りの回しやすいメカニカルブレーキが発売している)
こんな感じで若干悪いところが多めなのですが、それはこれの後に買った①と②が良すぎたせいもあります。
ですが、初心者には間違いなく最初の一台にお勧めできるリールで、私が妻に21アンタレスを貸して使わせているうちにはまってしまい、自分で購入するほど使いやすかったみたいです。そして色んな釣りで高い水準で何でもこなしてくれる、バーサタイルで素晴らしいリールなのでお勧めです。
ここまで過去4つ記事にてロッドやリールについて書いてきましたが、次の5ではアイナメのいる場所について書きます。
ロックフィッシュのタックルを揃える初心者に向けて その3(買って失敗したベイトリール)
初っ端からこのタイトルはどうなのかと思いますが、かなり大事なことなので一番最初に持ってきました。
※私の個人的な考えです※
買って失敗したベイトリールを2台紹介します
広告費がかなり掛かってるのかな?ってくらいYouTubeやSNSで見ない日はなかったこの2台を選ばせていただきました。
ちなみこの2台とも売却していて、今使ってるリールは全て買ってよかったリール(次の記事で紹介します)のみです。
それでは解説していきます。
①アンタレスDCMD
発売当時も現在もその大容量の糸巻き量、大口径スプールでの遠投力、強力なドラグ力で大人気!そして私が4代目に買ったベイトリール!アンタレスDCMD。
なぜこのリールが買って失敗だったか……それはこの重たいスプールとボディーからくるもっさり感がロックフィッシュに合わなかったからです。
もちろんDCMDにはこのリールなりの強みがありますし、何ならいまベイトショアジギングをしたくて買い直そうかなと、ある程度色んな釣りをやりこんだ今だからこそ、そう思えてきていて、それと同時にある程度釣りをやりこんだからこそロックフィッシュ初心者にはお勧めできないリールだなと思いました。
そしてこのリールには熱狂的信者がいて、このリールについてYouTubeなどで少しでもマイナスな発言をしたらコメント欄が荒れるほど、使う人によって、やる釣りによって好みが分かれる、そんなリールなのかなと思います。
このリールについては思うことが多く前置きが長くなってしまいましたがそれでは本題へ移ります
1.糸巻量が多い
糸がいっぱい巻けるのが故にスプールが重たい。
スプールが重たいので軽量ルアー(15g以下)に向かない。
スプールが重たいせいで着水時のサミングがシビア(ベイトリールに慣れている人は関係ない)。
バックラッシュするとスプールが重たいのでスプールが軽いリールに比べてバックラッシュが重症になりやすい(慣性の力が強いのでスプールが回り続けてしまうため)。
そもそもロックフィッシュでPE2号を200mを巻いても、初心者はそもそもワームを100m以上飛ばすことさえ難しいし、100m先でルアーがどんな動きをしているかも分からないし、100m先で合わせを入れて魚をかけることさえ難しいと思います。そしてこの一連ロックフィッシュゲームが成立する距離は、せいぜい100m以内だと思っているので、ロックフィッシュにおいてこの糸巻き量は必要ないと思います。
そしてスプールが重たいのなんてスペック表見れば分かることじゃんって思うかもしれませんが、このDCMDのレビューとかに限って「重たいルアー以外も色々投げれるし、バーサタイルなリールだ!」ってレビューしてるの見たことありませんか?、だまされないでほしいのが投げれるってだけで全く快適じゃないです。私もこのリールを買ったころはまだ始めたてで、まんまと自称釣りうま達に騙された気分にまりました。
餅は餅屋、色々な釣りをやりたいなら大口径と小口径の3万円台のリールを1台ずつ買ったほうがいいです。
2.すぐに錆びた
その時の使用状況を説明すると、使用期間約9か月、週に1~2日、一日に2時間程度、使用後は某村田さんのYouTubeの動画を参考にそれと同じような洗浄の仕方をして、風通しのいい場所で乾燥してました。使用していた時間は合計で100時間あったかどうかです。
やはり値段が値段なので長持ちするリールの方がいいですからね。
私が初心者でオーバーホールメンテナンス出来なかったというのもあると思いますが、このリールは強い!耐久性がある!とうたってる人がいた割には普通に錆びたな……という印象を受けました。いや、なんなら今海水で使ってる淡水専用の19アンタレスの方が長持ちしてるのでは!?というイメージです。
3.値段が高い割に安っぽい
これに関しては好みの問題もあると思いますが、ラメとあの黒光りしてる色がとにかくダサすぎる!おもちゃみたいで安っぽい。ボディーに刻印されているmonster driveの文字も個人的にはやめてほしかった…涙。
値段がほぼ半分の20メタニウムXGよりも巻き心地がやや悪く……開封時のガッカリ感はひどいものでした(私がはずれを引いただけかもしれませんが)。
4.ドラグが弱かった
このドラグの不具合は結構起こってるみたいで、私の場合はラインを手で掴んで特に力んだりもせず、普通に引っ張るだけでドラグフルロックなのにラインがズルズル出て行ってしまう状況でした。
②SLX DC XG
このリールは実は結構使い込んでました、あの日がくるまでは……
1.このリールをあえて選んで使うシーンがなかった
まず、ある程度リールを持っている人に問いたいです。
「今このリール使ってますか?」と。ロッドに乗せているリール、20メタニウム、スコーピオンDC、19アンタレス、カルコン、21アンタレスなどにいつの間にか変わっていませんか?と。ではなぜ使わなくなったかあえて言います。
もっといいリールを買ったから、これが主な理由だと思います。というかこれはSLXに限らず、現在持っている物の上位互換が手に入ったらそっちのほうを使ってしまうのは至極当然なことです。
軽量ルアーだったら20メタニウム、19アンタレス、カルコンの100番などが快適だし、重たいルアーだったらアンタレスDCMD、21アンタレス、カルコンの200番などが優秀だし……SLXDCの売りのトラブルレス性能だと、ダイワのSV搭載のモデルの方がトラブルレスだし…あれ?SLX DCの出番は?こんな理由で私は徐々にSLXを使わなくなっていきました。
コスパがいいからこのリールを買うんだ!って人もいると思いますが、お金がないからこそもう少し出してワンランク上を買ったほうがいいです。
間違いなく初心者もこのリールをしばらく使っていると、あぁ……スコーピオンDCほしいなーとか、20メタニウム使ってみたいなーとか、そういう感情が芽生えてくると思います。つまり安物買いの銭失いになるかもってことです。
まぁ、コスパモデルに色々求めすぎ、と思われるかもしれませんが……こんな感じで中途半端なスプールの設定のせいで色んな釣りにおいて一番になる事がなくて、だんだん使用頻度が減っていきました。
2.DC音が音痴でチープ
DCを鳴らしたいからって理由でこのリールを買ってる人をよく見るのですが、
「ピ⤵ピ⤴ピ→」 みたいな感じで、あれ…アンタレスとかスコーピオンみたいなキーンって音と違うぞ!?ってなるし、これを一日中聞いてると、
「あぁ……おらもキーン♪って音鳴らしたいなぁー」ってなって、もう気がついたらAmazonでベイトリールを見てた……なんてことになりかねないので、DC音に憧れてこのリールを買うならやめたほうがいいです。
二つともいいリールに変わりはないんですけどね……
こんな用途で使う人にはおすすめ
①アンタレスDCMD
- ジグやビッグベイトの重めのルアーを使う
- PE2号以上、フロロやナイロン20ポンドなどの太いラインを巻く
- スピニング並の巻き上げ量が欲しい
- 使うメインのシンカーが14g以上
- 自分でメンテナンスできる
- ディープな磯で使う
②SLXDC
- 14g前後のシンカーやルアーがメイン
- どうしてもお金がない
- 予備のリールをタックルボックスに入れておきたい
- 今のメインのタックルでは投げずらいルアーがある
- 細い糸で遠投する人
ロックフィッシュのタックルを揃える初心者に向けて その2(ベイトロッド編)
どんなベイトロッドを買えばいいの?
釣りを始めたての頃は誰もがつまづく問題だと思います。
かくいう私も最初の頃は、魚をかけても全く曲がらないただの棒のようなロッドを使ってましたし、逆に、少し壁にぶつけただけで折れてしまうようなベイトフィネス用のロッドを使っていたことがあります。自分の釣りには不向きだっただけで、もちろんそれらのロッドにもしっかりとした用途があり、そのロッドにしかできないことはあります。
では最初一本は何を選べばいいか……
それは自分のやりたい釣りに合っているか、使用していて気分が上がるかを重視して選んでいくといいと思います。
たとえば私は堤防でのロックフィッシュから、磯でのハードロック、更にサクラマスやライトショアジギングまでやりたい!こんな欲張りさんの場合は……
【例】
- ライトショアジギングをやりたいからルアー重量の上限が40g程度まで
- 堤防や磯だと足場が高いところが多いのでロッドの長さが8フィート以上
- ロックフィッシュを快適にやりたいので硬めのロッドがいいからM~XXH
- 大物をかける予定なのでPEライン2号まで対応
- リールがシマノだからロッドもシマノで合わせたい
こんな感じで自分の好みとやりたい釣りを整理していくと、理想のロッド像と検索すべきキーワードが絞れて来るので、後は好きなメーカー、モデル、予算とのにらめっこです。
【例1】私の場合:シマノが好き+予算が3万円まで
シマノハードロッカーSS B810MH+
Amazon | シマノ(SHIMANO) ルアー竿 22 ハードロッカーSS B68MH-S/BOAT 並継 ソルト ロックフィッシュ | シマノ(SHIMANO) | スポーツ&アウトドア
シマノ18ディアルーナ B96M
Amazon | シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ ベイト B106M サーフ 大規模河川 ヒラスズキ | シマノ(SHIMANO) | スポーツ&アウトドア
調べればもっとあるのですが、まあ大体この辺りのロッドが私のやりたい釣りと好みにあっているのかなと思います。
【例2】妻の場合:メーカーにこだわりがなく予算は2万円前後
- 主にロックフィッシュに使いたくて普段使ってるシンカーが7~20g
- 体力がないし、堤防、漁港の釣りが多いので、軽くて短かめのロッド
- ベイトキャスティングに慣れていないのでキャストしやすく曲がりやすいML~Mクラス
- 持ち運びに便利な2ピース
ということなので
シマノ20ゾディアス 166ML‐2、 166M‐2、 176M‐2
ダイワ21ブレイゾン C66ML‐2、 C66M‐2
Amazon | ダイワ(DAIWA) 21 ブレイゾン C610M-2 2ピース ベイトキャスティングモデル | ダイワ(DAIWA) | スポーツ&アウトドア
こんな感じで、堤防や漁港などは比較的にショートディルタンスで精度の高いキャストをするイメージなので、キャストのしやすそうなバスロッドを中心に選定してみました。
いかがでしょうか、意外と「ロックフィッシュ用」に縛られずに選んでいることがわかっていただけたかと思います。
初心者「じゃあなおさら選択肢が多すぎてよくわかんないよ!!」とそんな声が聞こえてきたので少し補足します。
ここまで長々と記事を見ていただいて申し訳ないのですが言わせていただきます。
「かっこいいと思うタックルを使いなさい!」と。
なので最初は大まかにこんな性能の竿が欲しいと決めて、釣具屋やネットでいろんなロッドを見て触って、フィーリングで決めてもいいと思います。
正直、自分の使いやすロッドというのは何本かロッドを使い込まなきゃ分からないことなので、怖がらずにどんどん買ってバンバン釣ることをお勧めします!
そして、竿のことでわからないことがあったら店員さんに聞けば大体のことは答えてくれるので、特徴や、お勧めのロッドなどしっかり相談した方が良いです。
そしてロッドを選んだ次は肝心なリールを選ぶと思うのですが、次の記事では私が買って失敗したリールを紹介します。
ロックフィッシュのタックルを揃える初心者に向けて その1(タックル紹介編)
前置きとして、私は三度の飯よりベイトリールが大好きで、ロックフィッシュ、サクラマス、ライトショアジギングなど何でもベイトタックルでやりたいベイトリール馬鹿です。
私の使ってるタックル
私が磯、漁港、防波堤で使用しているタックルを紹介します。
手前のスピニングから
ロッド :エクスセンスジェノスS97MH/F
リール :ヴァンキッシュ4000MHG
ライン :pe1.2号
リーダー:フロロ16ポンド
ベイトタックルが
ロッド :エクスセンスジェノスB96M/R
リール :カルカッタコンクエストDC101HG or 19アンタレスLEFT
ライン :pe2号
リーダー:フロロ20ポンド
【スピニングタックルの使用用途】
7~28gのシンカーでのワーミング
シャッドやミノーなどのハードルアー
40gまでのジグでのライトショアジギング
【ベイトタックルの使用用途】
7~28gのシンカーでのワーミング
クランクやシャッド、バイブレーション、スピナーベイト、チャターなど引き抵抗の強いルアーでのロックフィッシュの釣り
40gまでのジグでのライトショアジギング
ツッコミたい人もいると思うがあえて言おう!
なんで小口径の丸型リールがついているのか、そして
どっちもシーバスロッドやないかいと!
そしてある程度釣りをやった人ならちょっと思った事でしょう、「用途かぶってね?」ってね。別に私はシーバス釣りをやってるわけではないんですけど、私の釣りにはこれが凄くあっていて愛用しています。
ではなぜシーバスロッドを使っているか…それは釣り場に持っていくタックルは一本にしたい、これが主な理由です。
ショアジギング、鱒、ホッケ、ロックフィッシュetc、色んなルアーフィッシングに平均点以上に対応してくれる、そんな夢のようなロッドを求めて買いあさってた時にこれは良い!となったのがシーバスロッドでした。
でもこれを見てる初心者の方に言いたいのが、じゃあシーバスロッドを買えばいいの?と思うかもしれませんが、使いたいロッド、リール、ルアーを使って釣るのが一番楽しいよということです。
私がよく通っていた防波堤にはトラウトロッドでロックフィッシュをしていた人、マグロでも釣るのかなってくらいゴツいロッドでサクラマスを狙っている人もいました。
なのでロックフィッシュをやりたいから必ずしもロックフィッシュ用のロッドを買わなければならないというわけではないと私は思います。そりゃあ専用ロッドを持っているに越したことないのですが、やりたい釣りがたくさんあるのなら専用ロッドよりある程度バーサタイル性のあるロッドのほうが幸せになれるのかなと思いました。(お金がある人は別)